ウェディングにおける「雰囲気」というのは、多方面に広がっています。
まずは、本人とドレス、本人とドレスとブーケなどなど…。
また、会場とドレスの雰囲気など。
好きなイメージが固まっているとやりやすいですね。
雰囲気は、女性一人ひとりの持つ個性、美しさです。
たとえコンプレックスがあったとしても、それも雰囲気のひとつです。
ふくよかな方は、優しい雰囲気になりますし、長身の方は、シャープな雰囲気になります。
大切なことは、自分の雰囲気を長所と思って、自信を持つことと、自分の雰囲気を知ることです。
一番は、全身鏡を毎日見ること。ジャスコやサンエーを歩いていて鏡があれば、鏡に映る自分を必ず確認すること。
鏡によって、実は写り方が違います。正面からだけでなく横から、斜め後ろから、右左と人はどこから見るかでも違います。自分を見るというのは、案外少ないこと。
ですので、自分がどんな感じなのか、他人のように見てみると、自分に似合うもの、空気感、雰囲気が少しずつ分かってきます。面白いのは、友達などからサプライズでもらうプレゼント。そのプレゼントの雰囲気が相手が自分に持っている印象なのです。雰囲気は今までの色々なものが作り出してきた、集大成です。
それを恐れる必要は全くありません。コンプレックスは裏を返せば、個性なのです。
背が低いのは、かわいらしい感じになりますし、守ってあげたいという愛されるキャラになります。背が低いのがコンプレックスでしたら、ウェディングの場合は、ヒールでいかようにでも、変えることが出来ます。目が小さいのがコンプレックスなら、つけまつげもあります。
こんなとき、女性は楽しいなと思います。コンプレックスを超える手段がたくさんあるのですから。
その点、男性のほうが大変かも…とも思います。
あなたの雰囲気を最大限に引き立たせる多くのもの。それがLove Baileにはそろっています。
これは、沖縄の国づくりの祖である「アマミキヨ」の国造りの軌跡を表しており、琉球王国の正史「中山世鑑(ちゅうざんせいかん)」(1650)にしるされています。アマミキヨという神様が女性なのか、男性なのかも諸論あり、両性ともいわれています。
また、アマミキヨにより国づくりのストーリーはいくつもあり、この琉球七獄のほかに、南城市玉城のヤハラズカサや、浜比嘉島などにも琉球開闢の伝説は伝わっています。
このように、狭い沖縄ではありますが、似たような伝説、神話が各地に残っています。口承で伝えられていく神話にはこのような特徴があり、各地で土地褒めの意味も込めて、このような似通った神話が生まれるのは、よくあることで、どこの地が正しく、どこは間違いということはないといいます。
ただ、正史である文献に記されている琉球七獄は、ある意味で証拠があるということで、崇められているのは間違いないようです。
一枚目の写真は、前回も出てきた琉球七獄の始まりの「安須森御獄(あすむいうたき)」
これは、3つの岩からなり、左をシヌクシ獄、真ん中をアフリ獄、右をシチャラ獄と呼び、3つの獄を総称して、「安須森御獄」といいます。
2枚目の写真は、南城市玉城の波打ち際にある「ヤハラヅカサ」で、これは、アマミキヨが「東方楽土」から渡ってきて、第一歩をしるした海中の岩礁で、この岩には、きちんと「ヤハラヅカサ」という文字が刻まれています。
写真の真ん中に映っているのがそうです。
干潮になると、もっときれいに見えます。
一口に沖縄と言っても、長く住んでいる人さえも知らない、たくさんの秘密があります。
ガイドブックに載っていない、沖縄の深部に触れる、それもリゾートウェディングの醍醐味であり、Love Baileの付加価値に出来たらと思います。
前回から、引き続き「姿勢」についてお伝えしていきたいと思います。
ドレス姿で高いヒールで過ごす場合、重要なのは、上半身のデコルテから腕、背中に向けてのラインになります。それは、細み、太めに関係なく、姿勢と程よい筋肉の付き方が重要になります。
デコルテ部分が張っており、肩の部分を外向きに広げることで、美しいラインとなります。
また、首のすじがでる角度を探し、それを魅せることで、さらに美しくなります。
ウェディングの打ち合わせではなかなか行われないことではありますが、このラインをさがすことこそ、ドレスにおいて必要なことと考えます。ただ着るだけでは、意識できないことがやっぱりあります。
背筋が伸びていないと、体にたるみが出来、それが太った印象を与えてしまいます。同じ体型であっても、背中が丸くなっていると、デコルテ部分が内側にはいり、肩が内側に入ることで、ラインに生活感が出ます。
姿勢を保つことは、インナーマッスルを鍛えますので、たとえ体重は変わらなくても引き締まった細身の印象を与えます。体重を気にする人は多いですが(そういう私もそうですが)、体重を書いて歩くわけではありません。体重が何キロでも、美しく魅せることが出来ればいいのです。
それには、「姿勢」。姿勢を良くするには筋肉をつけなければいけないので、背筋を伸ばすだけの日常生活でも、だんだん体に変化が出てきます。一日の大きな運動よりも、毎日の生活の中に小さなものを組み込む、これが、遠回りのようで実は近道です。
次の回では、女性一人ひとりのもつ「雰囲気」についてお届けいたします。