沖縄ウェディング プロデュース 「Love Baile(ラブバイレ)」

もうひとつ掘り下げるということ

2010.09.08

首里城と空の龍のような雲昨日、あるイベントに参加してきました。

そこは、これからの沖縄の観光を考え、もっと多くのお客様に足を運んでいただいて、リピーターを増やし、個人旅行だけでなく、裕福な団体のお客様の誘致を積極的にやっていこうというコンセプト。

やっていることは正しいし、面白い事なんですが、今ひとつ浅いというのか率直な感想。

古典芸能ひとつをとっても、視覚効果としてもドライアイスは、琉球舞踊の要のひとつである「歩み」を見せずに終わらせてしまう。それは、琉球舞踊において、「歩み」が大事であるという伝統芸能の深みを知らないところでの、表面上、沖縄=芸能をやっていればOKという発想から来るのかな。

もうひとつ掘り下げるということそういうもう一つ深みがないということが随所に見られ、でもこれは、関係のない部外者だから見えることで、内部で一生懸命に頑張っている関係者には案外気付かないことのなのかもしれないとも思いました。

何事においても深みというのは大切なこと。それがなければ、表面をなぞるだけのその場限りになってしまう。そして、自分のやっていることを一歩引いて見るということ。

これは、ある意味でファッションやビューティーにもつながることで、自分を冷静に見るということは美しくなるヒントであるとも思います。掘り下げるには、そのものに対する情熱と、関心、冷静さと判断力が必要で、これは、何事においてもよりよく生きるために必要なものだなとイベントを歩きながら感じました。

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