2010年12月25日は、ステキなクリスマスになりました。それは、先月11月に結婚式でドレスをレンタルしてくださった東京在住のお客様ご夫妻とクリスマスを過ごしたからです。このお客様との出会いはとっても運命的でした。ある日会社にかかってきた一本の電話。それがすべての始まりでした。沖縄が大好きで、大阪で(ご夫婦の出身地なのでとのこと)式を上げることになったのだけど、普通のドレスは面白くない、何か自分らしいドレスはないものかと検索していたときに、ラブバイレのページに偶然たどりついたということ。でも、話はそこで終わらないんです!!なんと、別の場所で奥様のドレスの検索をしていた旦那様もラブバイレのページに偶然出会って、奥様に良いページがあったよ!!と教えたら、たまたま二人が同じラブバイレのページを見ていたという運命的な話。電話やメールで何度もやり取りし、写真を送ってもらったりしているうちに、なんだか前からの友人のような気持ちになってしまった私たち。
なので、初対面とは思えないとってもアットホームで楽しい時間を過ごすことができました。本当はここでお二人の写真も紹介したいのですが、これからお二人からお客様の声をいただくことになっているので、その時に紹介したいと思います!!!!
あまりの楽しさに、写真を撮るのを忘れてしまい、クリスマスナイトの写真をアップ出来ないのが残念です。
でも、今年立ち上げて数カ月で、ラブバイレを気に入って使ってくれたお客様の存在は、本当に大きくて力強いもの。お客様なしにここまで来ることはできませんでした。そして、たくさんの皆さんの大きな協力がなければ本当にここまで来ることはできませんでした。それは、ブログを読んでくださっているまだお会いしたことのない方々ももちろん含めて。
このクリスマスナイトは、本当に人と人とのつながりと、出会いの大切さ、色々な温かい優しい気持ちを感じさせてくれる大切な時間になりました。ありがとうございました。いただいたクリスマスプレゼントも!!最高です。身体に一枚膜ができたようにすべすべになって、良い香りで、でもべたつかずにさわやかで、乾燥からお肌を守ってくれる絶品でした。ありがとうございました。またお会いできる日を今から楽しみにしています(^^)
ウェディングってやっぱり世界で一番美しい。先日の16日、第1号となる記念すべきお客様のフォトウェディング&挙式のプロデュースを執り行いました。女性というのが、ウェディングの場でどれほどまでに美しくなれるのか、というのを実感する一日となりました。
新婦さんは、かわいらしく優しい印象のキュートな方。自然体で、カジュアルな服装が多く、笑顔が愛らしい印象。でも、新婦さんは、「かっこいいモードっぽい写真にしたい」とのご希望でした。カメラマン、ヘアメイクともにその印象に近づけるべく奮闘。そしたら、女性は見る見るうちに、元々あった美しさの原石を磨きだして、本番当日は、本人でさえも、こんな表情を出すことができるとは思わないほどの、クールでセクシーなかっこよくて美しい、アジアンビューティーな新たな一面が写真の中におさまりました。
これぞまさしく、Love Baileウェディング・マジック!!!!人の中には、美しさの様々な形があります。普段の自分のときには、その中の一つが出ているに過ぎず、なにかきっかけさえあれば、新しい美がすぐそこまで成長して、花開くのを待っています。それを、形にして、隠れていた新たな魅力を引き出すのが、Love Baileのフォトウェディング&ウェディングプロデュースなのです。自分でも知らなかった、最高にカッコイイ隠れた魅力が見つかる。それは、プロのモデルやタレントを多数手がけるヘアメイク&カメラマンの手だからこそ出来ることです。
Love Baileのウェディングは、ただのウェディングではありません。これから先の長い将来に渡って、多くの魅力を引き出し、ウェディングから始まっていくのです。
ここで、少しだけ当日の写真をご紹介。
こんなウェディング写真他には絶対ありません!!ここでのポイントは男性にあえてタキシードを着ていただかなかったこと。ウェディング=男性=タキシードという固定概念は取り払って、ドレスに合わせて、男性が一番引き立つ衣裳を選んであげることが、醍醐味の一つです。今回の新郎さまは、がっちりしていて迫力があり、きちんと自分の生きる道を持った、個性がある方だったので、女性のドレスにあわせてかなり色にあそびのあるオレンジのシャツをセレクト。そうすると、それを上手に着こなして、上の写真のような最高にポップでキュートな、ウェディングというよりは、アート雑誌に載ってもおかしくないような仕上がりになりました。
次のこの写真こそ、このご夫婦の個性を最大限に引き出した最高の一枚。撮影も終盤になり、奥様もかなりカメラに慣れてきて、表情にも明らかな変化が表れています。クールでセクシー、美しいその表情やポージングは、朝からの撮影で撮られることに慣れてきて、自分なりのカラーを出せるようになった証拠。そしてその瞬間を決して逃さずに、カメラマンが押さえます。もう一つは、旦那様の衣裳。旦那様は武道家であり、ずっと剣道をやっているので、この道着を何よりもカッコよく着こなします。これこそ、男性の美の象徴。作ったうわべのポーズではなく、内面からにじみ出る男性にしか出せない生きざまのカッコよさをこれもまたカメラマンがその瞬間を逃さず押さえます。そしてもちろん染めの鳳凰は、YOKANG(ヨーカン)。ご自身がお持ちの衣裳に、奥様のドレスに合わせて、染めを入れるという今までの常識では思いもよらない方法で、男性もただその一日衣裳をレンタルするのではなく、今後一生使える宝物を残すことができます。
このお二人の写真はまだまだあるのですが、この続きはこうご期待!!!!とにかく今までの常識を覆す最高の写真を残したいなら、今すぐお電話ください。
℡098-988-9142(年末年始も休まず、営業。気になったその瞬間にお電話ください。)
お二人のやりたい形を、本当の意味で形にするのがLove Baileウェディングです。
この撮影の日は、奥様の30歳の記念すべき誕生日!!旦那さまから奥様への日ごろの感謝を込めての大きなプレゼントでした。上の剣道着と一緒に写っている奥様のドレスは、セミオーダーになっていて旦那さまからのプレゼントです。今すぐ、フォトウェディングのご予約を!!!最大級の満足をお約束いたします!!
シルヴィ・ギエム。それは、シルヴィ・ギエム以前のバレエと、シルヴィ・ギエム以後のバレエでは、バレエ史が変わったといわれるほどの稀代の名バレリーナです。かなり前の今から5年前、2005年12月5日、東京文化会館でシルヴィ・ギエム最後の「ボレロ」という歴史に残るであろう公演を見ました。
ボレロとは、ラヴェル作曲の有名な曲に、モーリス・ベジャールが振りつけた、傑作バレエの一つ。装飾的な要素は一切なく、赤い円卓の上の「メロディ」と、周囲を取り囲む「リズム」とが印象的なこの作品は、同じリズムに、簡潔な振付によって、踊り手で作品自体が形を変えるという、ダンサーの精神性を色濃く反映する作品でもあります。あるときは、美の女神とその媚態に惑わされる男たちの繰り広げる欲望と俗の物語、あるときは異教の神のつかさどる儀式のような聖の物語など、初演以来30年、様々な姿で人々を感動させる「ボレロ」。演出も様々で、初演の際は、「メロディ」の女性をとりまいて「リズム」の男性。のちに男性の「メロディ」に女性の「リズム」、男性の「メロディ」に男性の「リズム」と演出方法も様々です。
「このあまりにもよく知られた曲が、いつも新鮮に聞こえるのは、その単純さゆえである。スペインというよりむしろ東洋にその源をもつメロディは、メロディそのものの上にさらに渦を巻いてゆく。しなやかで女性的、かつ情熱的なものを象徴する。このメロディは、必然的に単調なものとなっている。男性的なリズムは、つねに一定のものを保ちつつ、その量と勢いを増すことによって、音の空間をむさぼり、ついにはメロディをも呑み込んでしまうのである。」モーリス・ベジャール
当時、コンテンポラリーというものをほとんど見たことのなかった私は、理解できなかったり、時折退屈にも感じた演目もありましたが、この「ボレロ」は気付いたら終わっていたという感じでした。時間にしておよそ18分~20分。その間に、すべてのエネルギーが放出されます。それは、高尚であったり、淫媚であったり、踊り手や空間、様々なものによって変わってきますが、シルヴィ・ギエムの無駄のない、ある意味中世的な肉体からは、そぎ落とされたからこその色気を感じます。マリリン・モンローのような分かりやすい色気ではなく、そこにいるのは人間を超えた存在のようにも感じます。特に、冒頭の照明が右手の動き、左手の動きにあわせてのみ当てられ、全体像が見えない場面での、官能的な動きは、バレエというよりは、もっと人間の根源に近い何かを表しているように思えます。もともと、ボレロは、徐々に高まっていく性の高揚、そして最後にすべてが放たれ、照明が落ちる演出は絶頂を表しているとも言われ、そういう意味でも、ロマンティックで夢見がちなクラシックの世界とは相反する人間性を追求した作品です。