良く聞かれること。「結婚しても、喧嘩をしない秘訣ってありますか?」
私が思うに、喧嘩をしないというか、気持ちいい人間関係の極意は、自分で決めるということ、のような気がします。すべてを自分の思うままにということではなく、彼の意見に従う時も、彼に言われたからそうしたと思うのではなく、彼に従うと決めたのは私!という風に考えると、余計なストレスがたまらないような…これはあくまでも私の場合なので、広く一般的に効果があるかは分かりませんが…。
自分で決めるようになると、心に緊張感が出てきます。責任が出てくるので、どこか神経を研ぎ澄ます必要があるからです。そうすると、自然と表情やスタイルにも張りが出てきます!!もちろんすぐに効果は出てきません…;;でも、必ず効果は出てきます。「強い女と思われちゃうんじゃないかな」「彼は、かわいい優しい子が好きだから、そんな風にしちゃうと…」と思うかもしれません。ただ、強いだけではなく(それはある意味で虚栄という弱さかもしれないし…)、柔軟な凛々しさ。かわいいだけじゃない、女性らしいたくましさ。そういうギャップが、結婚しても進化していく女性の本当の美しさ、年を重ねる面白さと感じる事が出来れば、と日々思っています。
楽しいこともあれば…
喧嘩しちゃうこともある…。でも、そんな変化も楽しんで、自分の道を柔軟に自分で決める事が出来たら。結婚はゴールじゃない。始まりだから!!ウェディングって奥深い。
土曜日の久しぶりの台風とは打って変わって、日曜日はステキに晴れました。沖縄が暴風域に入るのは久しぶりだったので(覚えていませんが、2006年以来ではないかと思います)、台風ってこんなに風強かった??と思うほど。やっぱり怖かったです。後は、停電…。私のところは、数分の停電が3回ほどあり、それでは、1~2分ですぐに復旧するので何ということはなかったのですが、でも最初の停電の時は、やっぱりびくっとしました。
日曜日は、すごい晴れました。道には台風の残骸の木々の折れたものや、何よりも枯れた山々や、草木、なぎ倒された街路樹など、台風の爪痕がそこかしこに。そして、農作物…。枯れたタバコの葉や、なぎ倒されたサトウキビ。たった数時間の一瞬ですべてが変わってしまう…自然と共存する農家の苦労や、悲しみが感じられました。
農業とは違いますが、天気に左右されたということでは、ウェディングも一緒かもしれません。土曜日の特に夕方の披露宴は、16時半には暴風警報も出て、21時ごろにはモノレールも運転見合わせで、暴風域に入ってしまい、披露宴の帰りはきっと大変だったと思います。結婚式を当日に延期したり、中止したりすることはあまりありませんし、2人にとって目の回るような苦労だったと思います。これなかった人もいるでしょうし、来てくださった方が安全に帰れるかも心配でしょうし。
でも、そんな普通あまり経験しない経験をしたことで、2人の底力は、必ず強くなったと思います。レベルアップしたと思います。絶対忘れられない結婚式になったでしょうし、このことを上回る最高の良いことが起こると思います!!!!!
もう5月も明日で終わり。もうすぐジューンブライドの6月がやってきます。
今週末の沖縄地方は大荒れの予報です。昨日は本当にいいお天気で、窓を全開にしてお部屋の換気をしていたのですが、今日は一転、部屋の中が湿気を含んでいるのが肌で感じられます。昨日の天気では、台風が来るなんて信じられなかったのですが、本当に台風が来るときはそんなことが多いような…。台風に雲が持っていかれているのか、嵐の前の静けさというのか、天気が一時的に良くなる気がします。
中心気圧は920ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は55メートル、中心付近の最大瞬間風速は75メートルの猛烈な台風ということで、沖縄本島は、28日午後から強風域、29日未明には暴風域に入る予報。大変荒れた週末になりそうです。明日は大安吉日、土曜日でウェディングも多いことでしょうから、関係者の方、何より主役の新郎新婦の心配は尽きないことでしょう。場合によっては、県外のお客様は沖縄入りさえ出来ない場合もあるかもしれません。沖縄は、自然と隣り合わせ。一生に一度の大切な日にどんな天気になるか、誰にもわからないところにプロデュースをする側としても歯がゆい思いをします。今年は、デイゴの開花があり得ないくらいに遅かったとのことですが、満開に咲き誇っている感じがします。先人たちは、「デイゴの満開になる年は、台風が多い」と言っていたようですが、今年はなんだかそんな予感が…。せめて週末に来ないように祈るばかりです。