その時々でたくさんのファッションが生まれ、アイコンとなるべき人が存在しますが、その中で現代のファッションの大きな流れの一つに「クラシカル」というのがある気がします。昨日BSで放送されていたオードリー・ヘプバーンの「シャレード」という映画を見ていても、現代に通ずるというか、このファッションは今やっても少しも古臭くないし、逆にとてもカッコイイと感じました。伝統の持つ奥深い美なのかもしれません。
琉装でフォトウェディングを行ったお客様が共通して言っていたことも、「今まで残っているその美しさこそ本物なのかも」「変な風に現代風にアレンジするのではなく、伝統の持つ美を追求してくれるところがラブバイレさんのいいところ」「伝統やクラシカルなものには、ストーリーがある。そこが、やっていても自然と肌に感じられた」という、本質の持っている「美」の力を感じるということでした。
世界遺産にも指定された「組踊」ですが、その本質的な魅力は、その様式性にあるとも思います。シンプルで制限されているからこそ、そこに観客の想像力を駆使することで宇宙的な広がりが見えてくる。即物的であれば、誰にでも分かりやすく伝わり、音響やレーザー光線などで観客の心を一瞬でつかむことが出来る。でも、幽玄の、派手さが全くないからこそ、その紅型の色、少しの動きの空気の移り変わりにも、神経を集中し、感じる事が出来る。それが、伝統の持つ、本質の持つ、魅力なのかな。ファッションも、舞台も、「美」を表現するという意味では共通の部分も多い気がします。琉装のウェディングでそれを感じます。
良く見ると、上の組踊の写真と衣装が同じなことにお気づきでしょうか。ラブバイレでは、このように本物の舞台衣装も、撮影で使用しています。その際の衣装協力、髪結い、着付けは上の組踊「手水の縁」で主役を演じた金城真次さん(右)。本物を知っているプロが集まるラブバイレだからこそ、その衣装のさばき方、美しい魅せ方などもこだわることが出来ます☆気になった方は、ぜひお電話を!!お待ちしています☆