沖縄ウェディング プロデュース 「Love Baile(ラブバイレ)」

にわか雨の多い日が続いています

2011.07.26

昨日は急な落雷も…

 昨日からにわか雨が続いています。昨日の宜野湾市は、午前10時過ぎから、びっくりするような大雨と、何より雷に悩まされました。こんなに、雷が落ちるのは久しぶりというくらい、光ったかと思うと、ドドドドド~~~ンとすごい音がして、家がその振動で震えるくらいでした。

 仕事でパソコンを使っていたので、停電しないかヒヤヒヤでした。しかも、一人ですごい稲光と、雷鳴に、鳥肌が立ちながら…。こんなにすごい雷は久しぶり。

でも、雨の後の夕日はきれい

 今日も朝から、にわか雨が降ったり、止んで晴れ間がのぞいたりと、はっきりしない天気でした。

 こんな日は、「偏頭痛」に悩まされる女性も多いので、あまり体を冷やさずに、眠って身体を休めることも時には必要です。眠っている間に、脳内のデータが整理され、思いもよらないアイディアが閃くこともあるといいます。

お電話はこちら:090-1941-8853

ウィリアム・モリス展 いよいよ今日まで☆

2011.07.24

6月10日から開催されていた展覧会もいよいよ今日まで

 パソコンの調子がおかしくなってしまい、1週間ブログの更新が止まってしまいましたが…。昨日やっと直りました☆☆そして、その昨日行ってきたのが「ウィリアム・モリス展」。ヴィクトリア朝のイギリスのデザインや家具、照明、本の装飾、テキスタイルが好きな方はぜひ行ってみてください。

第1展示室にあった本の表紙

 この本の、ブルーの絶妙な色使いといい、装飾デザインといいとっても好きで、何度も戻ってきてはこの本をうっとりと眺めていました。全体的に照明を抑えた美術館の中、それぞれのお客様は、自分のペースでゆっくりと空間を味わうように静かな時間が流れていました。何度も戻ってきては眺めて、また違う作品を見て…といった感じで、他の展覧会よりも大人っぽい、優雅な見かたをするお客様が多いなという印象を受けました。

こういうテキスタイル好きです☆

 芸術の素晴らしいところは、何度見ても新たな発見があるということ。同じ日の、たった1時間前に見た作品の中にも、新たな発見がある、そしてその深みから新しいインスピレーションがわいてくるということ。最初に見た時には気付かなかったのに、二度目に見ると分かる作品のシミや色の絶妙な劣化。ただそれが、作品を損なっているのではなく、逆に深みを増している。民芸品として、自宅を彩る壁紙が1860年代から150年以上経て、変わっていくことは自然なことで、その変化を楽しめる空間でした。

紅型模様にしたいとおもったテキスタイル

 このまま紅型に染めたものを見てみたいなと思った、室内用ファブリック。古くて新しい。モリスの世界観が、美術館の展示スペースを被い、その質感は、図録や作品集では感じることのできない、同じ時空間にいるという感動を味わうことが出来ました。

 来週からは、「印象派の誕生展」があります。暑い夏、涼みがてら美術館というのも楽しいです。

お電話はこちら:090-1941-8853

沖縄の伝統工芸から垣間見る現代生活

2011.07.16

紅型つくりに欠かせない豊かな水

 先日、お世話になっており著名な紅型の先生の工房におじゃましました。その先生が言うには、今年は湿度が例年の5~10%近く高く、そのため紅型作りにかなりの影響が出たとのことでした。また工房のある場所は紅型作りに最適な豊かな水があるところだそうですが、海風が山を駆け昇ってできる湿度によって、他の場所よりもかなり湿気に悩まされる地域で、その辺も影響したのかもしれないということでした。

 やはり、一番紅型つくりに適した土地は、首里だそうです。首里も広いので一概にすべてをさすわけではないですが、それでも湿度が安定していて、水源があり、一番繁栄する場所なんだなと感じました。また季節的には乾燥しすぎず、湿度の少ない秋口や春先が良く、もちろん梅雨時期はとてもやりにくいそうです。

水に守られる

 紅型の湿度の強い味方が「クーラー」☆でも、クーラーがない時代から、連綿と続いている文化ですが、昔はどのように湿度と戦っていたのだろう。染料や、糊が昔とは変わってきていると、先生もおっしゃっていましたが、カラーで資料が残っているわけではないので、どのような染料や、素材が、どのような色味になったのかや、また制作された当時と現存している実物のあいだにどのくらいの違いがあるのかなどは、実際には分からないことのほうが多いそうです。残された資料や、実物は全体のどのくらいなのかと話を聞きながら感じました。

 そして、伝統的な作業の中でも欠かすことのできない、電気のある生活…。現代を生きる上で、これらを失って出来るとはほとんどないということ。ない中でもやってきていた先人達がいたのに、あることが当たり前の現代生活では、昔の生活に戻ることは出来ない…。震災を同時代に迎えたからこそ、この紅型と「クーラー」との関係性が、現代を象徴しているようで、話の主流ではなかったにもかかわらず胸に残りました。

お電話はこちら:090-1941-8853