この城は、尚巴志の北山攻略後、論功行賞として、護佐丸に与えられます。
築城の名手として名高い護佐丸の手によって1422年に築かれ、城壁の上から眺める石積みの曲線美はグスク随一。世界遺産にも指定されています。
この城、城壁の曲線美で有名ですが、ここに面白い話があります。
実は、この座喜味城は、もともとは戦いのための城ではなく、拝所のような場所で、女性の神様が治めていると言います。逆に、勝連城は、男性の神様が治めているとか。
この座喜味城、駐車場から城の城壁まで距離的にはそこまで長くないにもかかわらず、上り坂という立地的なことは抜きにしても、特に女性が上っている場合、距離以上の圧迫感で、息苦しくなるのだとか。
それも、女性の神様が、「この女は何者か」と見定めようとしているからだとか。
そこで、女神に許しを受けると、女神にとって害ではないと分かると、城内には行ったときに一気に、気分が晴れやかになり、気持ちの良い風を感じることが出来ると言います。
確かに、上り坂は苦しかった。それが、神様のせいなのかは分かりませんが、でも、人間の力を超えた自然の場では、そういうことがあってもいいのかなと思いました。
その方曰く、ここは竜神が治めているとか。でも、竜神は男性の象徴で、女性のは鳳凰だったような…。とも…。
軽い都市伝説のようなものかもしれませんが、でも、自然と歴史が息づいていることこそが、沖縄の魅力だと思います。
今週末はずっと雨で…。でもその分とても過ごしやすい涼しい毎日ですね。
クーラーがなくても、ひんやりしています。
その一方で、昨日の今日とでは39.9度という考えられない気温です。
高熱を出してもこんな温度になったことないというくらいの、ありえない暑さです。
全国的な猛暑に比べ、今年の沖縄は、雨が多く、暑い日はもちろんかなり暑いですが、他の地方に比べると、気温も、体感温度も過ごしやすいですね。
今後、夏の避暑地は軽井沢ではなく、沖縄になったりして…と天気予報を見ながら思いました。
写真は、雨の海の写真がなかったので。晴れた国頭の海岸を。
明日も天気ぐずつきそうですね。
これまでは、ウェディングの際の体についてお伝えしてきましたが、今回は、顔の「表情」について。
この表情、ウェディングに限らず、日本とヨーロッパをはじめとする外国では全然違います。
日本では、雑誌「VIVI」や「CanCam」、人気ファッションショー「東京ガールズコレクション」を見ても、みんなニコニコした笑顔で、とってもかわいい表情での撮影だったり、ランウェイだったりします。
一方で、外国発信の雑誌「Vogue」や、パリコレ、ミラノコレ、NYコレなどは、ほぼ表情なくパキッとした、クールでシャープな表情をします。
その影響なのか、ウェディングでの撮影もほとんどの場合、カメラマンが無理やり、カメラ目線で笑顔の表情を撮ります。でも、これがすごく不自然…。
だって、見つめあって笑顔ならまだ分かりますが、カメラ見て作った笑顔って、なかなか…ね~…。
私は、ウェディングだからと言って、幸せをアピールするような作り笑いは必要ないと思います。
笑顔って、強要されると難しいし、緊張したり、人前では恥ずかしいもの。無表情の美もありますし、自然な顔を切り取るのが、カメラマンの腕の見せ所。
幸せな二人の、ごく自然ににじみ出る幸せを切り取るのがカメラマンであり、そういう雰囲気、空気をつくるのが、私たちの仕事だと思います。
幸せに満ちたウェディングの空間です。無理しなくても、良い表情は絶対生まれます。
お客様に不快な思いをさせず、幸せで自然体でいられる空間を作ること、それがLove Baileのウェディングです。