台風から1週間。久しぶりに訪れた、浜川御獄。ヤハラズカサに降り立った琉球の創生神アマミキヨは、北側の岩山にまず仮住まいをした。湧水が豊富なことから、浜辺にある泉という意味で「浜川御獄(かまがーうたき)と呼ばれたと言われている聖地です。
こんなにも美しく、清浄な雰囲気の場所が…
こんな風になってしまいました。今までは普通に通ることのできた道も木々にさえぎられて通ることが出来ません。
普通の幹線道路を走っていて、確かに台風の被害は目にしてきましたが、まさか拝所がこんな風になっているとは思いもしなかったので、体が震えるほど驚きました。想像できない風景です。写真で見てももちろん伝わるとは思いますが、生で見た衝撃は写真には残せないようです。
海辺のこの環境ではきっとこの長い歴史の中で何度もこのようなことがあったのでしょう。自然は破壊もしますが、創造もします。私たちが今まで見てきた風景も破壊の後の創造の景色だった…。これまでもこのように様々な自然災害、沖縄では台風が多いですが、によって風景が変わってきていたのでしょう。でも、これまでは意識して見ていないので全く覚えていません。目の前で起こっていることでも、気付いていないこともたくさんある。そこにあるということに気付けたとき、少し世界が広がったような。
自然に起こることには、続きがある。でも人口で起こしたことには…。それは、東日本大震災の、地震と津波から立ち上がることはできても、原発という人間の生み出したものによる復興が難しいことにも言えるような気がします。
台風が去って、1週間。沖縄の風景は一変してしまいました。これから、観光シーズン。青い空、青い海と一緒に観光客の皆様を非日常へといざなうはずの植物たちの自然の緑が、すべて枯れ葉の朽ちた茶色に…。道は落ち葉で見捨てられた街のようになり、風に舞う枯れ葉が一種異様にも思えます。また、木々は枯れ、中には根こそぎ倒れているものも…。
南部のビーチなどは、人口の場所は特に、砂が台風で大きく飛ばされ、芝生だった場所もすべて砂をかぶり、まるで砂漠のようになっていると聞きます。自然の海岸でしたら、もしかすると自然に元通りになるのかもしれませんが、人口のところはそんなわけもなく、元に戻すのに結構な時間がかかるそうです。
これから、夏に向けて観光シーズンになる沖縄。木々が枯れるのは、台風という自然の影響なので仕方ないですが、枯れ葉の清掃と、木々の剪定は、観光立県と謳っているのならばぜひとも早急に予算化して進めてほしいなと思います。
前回行われたフォトウェディングINボクネン美術館にて。それは、室内で最大限魅せる「琉球・沖縄」の世界観です。それは、世界中ハワイでも、グアムでも、オーストラリアでも見せる事の出来ない、沖縄ならではの空間です。
まるで、月面のような宇宙を思わせる空間の中に、琉装でたたずむ二人…その神秘的で、静謐な神聖さは、沖縄の持つ力を象徴しているようにも思えます。このボクネン美術館での撮影が出来るのは、世界中でラブバイレだけ!!
琉装はもちろん、ドレスでの撮影もOK!!また、このミュージアム挙式☆というのを考えています。世界中、絵の前で愛を誓うということは珍しいことだと思います。ぜひ、気になる方はお問い合わせください☆