沖縄ウェディング プロデュース 「Love Baile(ラブバイレ)」

ブライダルフェアいよいよ土曜日より!

2010.10.15

ラブバイレフライヤーより いよいよ明日土曜日より「Love Baile ×CASSINA IXC. オータムブライダルフェア」が始まります。金曜日の、カッシーナ営業終了後にセッティングします。YOKANG(ヨーカン)のウェディングドレス、ブーケや会場装花などのフラワーアイテム、pokke104オリジナルデザインのウェルカムボード。そして、今回の目玉がこちら!!!

 世界的ラグジュアリー家具ブランドのカッシーナ・イクスシー。カッシーナ・イクスシー沖縄店も、沖縄有数のおしゃれスポット。普通のブライダルサロンでは、作り出すことのできない、ラグジュアリーさとオリジナリティー、こだわりの演出を、店内から感じることが出来ます。

 そして、そのカッシーナ・イクスシー沖縄店でしか取り扱いのない、最高級の器、ルームフレグランス、グラス、花器、室内照明などを、大切なゲストへの「記念品」として。または、ステキなウェディングの二人の「思い出/本物の贅沢」として。ご紹介する、「ギフト」セットをご用意いたします。

 このコラボは、Love Baile×CASSINA IXC.(ラブバイレ×カッシーナ・イクスシー)だけの独占契約だから、二人だけの本当のこだわりを実現できます。

 無料相談会も行います。ご質問などは、098-988-9142まで、お気軽にご連絡ください。

お電話はこちら:090-1941-8853

過去の公演から 2 マシュー・ボーン「白鳥の湖」

2010.10.14

公演パンフとDVD

 2010年6月25日(金)19時開演、青山劇場で行われた、マシュー・ボーン「白鳥の湖」を見てきました。この演目は、男だけの白鳥の湖という、キャッチコピーで、日本での初演は、5年前の2005年。その時は、男だけという響きに、おちゃらけたバレエなのかなとの先入観を持ってしまい、見ませんでした。

 今回、新しくできた青山劇場も見てみたいというのもあって、会場に足を運びました。千秋楽の前日と言うことで、客席はもちろん満員。どんな作品になるのか、あまり期待せずに見ていたというのが第一印象です。

 でも!!舞台が始まると、そこは今まで知らなかった白鳥の湖の世界。物語の背景は、60年代初期の英国と思われる国。少年の時から夜な夜な夢に白鳥がでてきていた王子は、成長してからも、母親である女王の愛を注いでもらえず、孤独な日々を送る。そして、あるスキャンダルの罠にはめられ、自殺を試みたとき、夢の中の白鳥が止めに入り、彼らと一緒に踊って生を謳歌することで、希望を取り戻す。この後、古典における黒鳥オディールに代わって、ザ・ストレンジャーという男性が宮廷に現れたり、王子と主役のザ・スワン(男性)の同性愛的な哀しい愛の行方であったり。

 男性の白鳥は、古典の優美さやはかなさではなく、白鳥本来のもつ野性的で攻撃的な、動物的な強い美しさがあり、それは古典の女性による白鳥に匹敵する美しさ。ミュージカルの国ということで、セリフや歌はもちろんないけど、ミュージカルの世界観を照明により表現し、特に第3幕の、人物の影で表現する病室のようなシーンでの、ナースのような女性は全員同じマスクをかぶり、舞台前方より当てる照明によって、それが精神に異常をきたした世界を表現しているような、虚無と絶望の空間を生みだしたり。とにかく、ダンスが素晴らしい。ミュージカルに近い作品は、ダンスが重い印象を与えたり、体型がバレエダンサーに比べると太めであったりと、色々な欠点が見える場合があるのですが、それが全くない。ダンサー一人ひとりの完成度の高さと、演技力、表現力の高さ。そこにいるのはダンサーではなく、その世界を生きている人々と言う感じで、くささや嘘っぽいところがまるでありません。衣裳の美しさは言うまでもないというくらい見ていて楽しかったです。ダンスの高い完成度と、舞台としての演出の斬新さで、最後はスタンディング・オベーションでした。

 チャイコフスキーの音楽は、とにかくどんなに王道と言われようが、大好き。アクロバティック「白鳥の湖」もとっても素晴らしかった。あんなに、劇的に空間をつかむ音楽はないような気がします。舞台と言う空間が、一つの別世界になり、この瞬間私は、その世界の住民になる。その時に音楽の果たす役割は、とてつもなく大きく、あのどこまでも盛り上がりドラマティックな音楽は、舞台と相まって、思い出すだけで胸がドキドキします。

 初演は1996年ということで、もう15年前の作品。その時の主演アダム・クーパーや、日本人の首藤康之などこの舞台から世界的なダンサーが生まれています。鬼才演出家マシュー・ボーンの作品の中で、一番好きな作品です。

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展覧会から 1 香水瓶の世界

2010.10.12

香水瓶の世界 チラシより

2010年9月18日(土)~11月28日(日)まで、東京都庭園美術館にて行われている、「香水瓶の世界~きらめく装いの美」展に行ってきました。

展覧会は、古代の石材やガラス製の香油瓶から、セーブル、マイセン、そしてディオールなどの服飾メゾンの香水瓶までを、海の見える杜美術館(広島県)所蔵の作品から厳選した約280点で構成されています。また、海外からの特別出品としてファベルジュやブシュロンの香水瓶も展示されています。パリ市立プティ・パレ美術館などからの版画、絵画なども加え、総計約350点により、香りと歴史が紹介されています。

 東京都庭園美術館は、私が一番好きな美術館です。一番最初に見たのは、2005年にリニューアル・オープンした際の「アール・デコ・ジュエリー展」という展覧会でした。建物自体が、普通の美術館ではなく、アール・デコ様式で作られた宮家の旧家を美術館として公開しており、展覧会ももちろん素晴らしいですが、建物自体の醸し出す濃密な空気が、何よりも癒されます。建物だけでなく、お庭も素晴らしく、10月頭に訪れた時は、涼やかな秋の朝に、多くの家族連れが、日向ぼっこを楽しんでいました。

 香水瓶は、どれも歴史が感じられ、特に紀元前のエジプトやオリエント、ギリシヤやメソポタミアの古代の香水瓶は、今から何千年も前にこんなにも精巧で、芸術性の高い入れ物を作れることに、人間ってすごいんだなぁと思ったり。もともと香水は、神と人間、そして男と女を結び付ける役割を持っていて、古代においては宗教儀式に用いられることが多かったようです。また、中世・ヨーロッパでの疫病の流行は、古代より続く香りに対する信仰のため、使用が増大しました。香煙で部屋の空気が浄化され、不衛生からくる体臭を隠すためにムスクなど強い香りが好んで使われたといいます。疫病や、戦争、不衛生などで、中世ヨーロッパは臭いの面でも暗黒な時代だったのかもしれません。

この美しい香水瓶で作り出す香りは、現代の私たちにはどのように感じる香りだったのだろうと、芸術作品まで昇華された香水瓶を見ながら、過去のどうしても残すことのできない、香りに想いを馳せました。匂いだけなんですよね。瞬間しか感じることが出来ないものは。それこそ、刹那の美しさ、芸術で、これを目に見える形にしたくて、美しい瓶に入れたんだろうなぁ…。それって、せつなくて美しい話だなあと思います。

香水瓶の世界 図録表紙

もし、東京近郊にお住まいの方や、東京に予定がある方は、ぜひ足をお運びください。ステキな感性を感じることが出来ます。入場時間は、午前10時~午後6時まで。入館料は、大人1000円、大学生800円、小中高校生および65歳以上500円。

今週末からは、ラブバイレのブライダルフェアも開催します。こちらもぜひよろしくお願いします。

Love Baile(ラブバイレ)×CASSINA IXC.(カッシーナイクスシー) オータム・ブライダルフェア !!!!

日時:2010年10月16日(土)~24日(日)
11:00~19:00(水曜日定休)※入場無料
場所:カッシーナ・イクスシー沖縄店                                                     那覇市天久1-6-5 (098-860-9661)

お電話はこちら:090-1941-8853