沖縄ウェディング プロデュース 「Love Baile(ラブバイレ)」

美ライフ 1 薫りの不思議

2010.09.28

薫りの不思議私は、薫りに敏感です。鼻炎なので、鼻はあまり良くないのですが、でも、香水やアロマなどは、体調が良くないと長時間の匂いに酔ってしまいます。

なので、精神的なことやストレスをアロマによって癒すことが出来ません。香水も、よっぽど体調が良くないと香水の匂いで頭が痛くなってしまいます。

なので、大好きなココ・シャネルの残した言葉で、「香水をつけないような女は女じゃない」と言った内容のことを読んだときは悲しかったです。ということは、置いておいて…今日の話は。

アロマについて。

一時期は出来なくなっていたアロマを、最近はまたお部屋に炊けるようになりました。

でも、昔好きだった香りと全く違っています。

最近のお気に入りは、フランキンセンスという樹液から抽出したアロマで、樹液からなのでウッディーな深い森の匂いに、レモンに似たフレッシュさが漂う神秘的な香り。

この香りは、心を浄化し、自らを省みる手助けをし、瞑想したいときに効果的なんだとか。

効用を知ったとき、びっくりしました。今まさに、そういう気分だったからです。

薫りの不思議学生時代などは、この系の匂いの良さが全く分からず、その時に好きだったのは、バニラやイランイランのような、甘く刺激的でエキゾチックな匂いでした。

お金がない貧乏学生だった私は、どうしてもクリスチャン・ディオールの「ヒプノティック・ポワゾン」というバニラの匂いの香水がほしくて、でも買えないので、なんと、バニラエッセンスを持ち歩いて、クンクンと匂いをしては、喜んでいたのを思い出します。

でも、今では、バニラやイランイランは…。という感じ。

この匂いは、心をうきうきさせたり、恋愛の高揚感を助けてくれる香りのような気がします。

ラベンダーの匂いも、体が受け付けるときと、受け付けない時があって、ダメなときは匂いをするだけで、気分が悪くなります。ラベンダーは、落ち込んだ時やイライラした時に効果的で、リラックスさせて、眠りへと導くようです。

ローズの薫りも人気です。一時期は嫌いだったのですが、最近、いただきものの、オイルとヘアコロンをつけていると少し高級な気分になれて、好きな薫りです。

写真は、左から、ローズのオイル(いただきもので、しかもフランス語なのでそれ以上のことが分かりません)、中央はフランキンセンスのオイル(アフタヌーンティー)、右はイランイラン・オレンジ・パテュリのオイル(ジュリーク)です。最近は、フランキスセンスのオイルを使っています。

それにしても、薫りと匂いってどう違うんですかね。源氏物語の中でも、薫の君と匂の宮という二人が宇治十帖の巻から出てきます。どちらがより良い香りがするんですかね。

うっすら記憶にある源氏物語の中でも、この二人の醸し出す香りについての説明の箇所がありましたが、どう違ったのか覚えていません。

五感の中で、鼻からの臭覚は一番、原始的で太古から変わらない、本能的な感覚を呼び起こす刺激と言われています。

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美ポーズ 10 簡単に美しくなれる方法

2010.09.19

簡単に美しくなれる方法最近、ピラティスのインストラクターの方とお話する機会がありました。

その方に、早速、「簡単に美しくなれる方法ってありますか??」と聞いてみました。

すると、毎日運動することが苦手な人は、「呼吸法」と「姿勢」に気をつけると体内代謝が良くなり、やせやすい体になるのと、変な所に肉がつきにくい体になると教えてくれました。

呼吸法は、おなかを意識して、深呼吸をする。それだけでも腹筋が鍛えられる。

姿勢は、丸まっていた背中を伸ばすだけで、その姿勢を維持するのは結構疲れるけど、これを意識していると、それが当たり前になり、日常の生活で筋トレが出来るとのこと。

また、あまり無理をしすぎるのはいけないというのが、その先生の話。

無理をすると続かない、どんな小さなことも続けなくては成果が上がらない、するとやる気がうせるので、難しいことを無理してやらず、自分に気持ちいいリラっクスできる簡単なことを続けたほうが、最終的には自分のためになると言っています。

日本人は真面目なので、エクササイズとして真剣に頑張りすぎるところがあるけど、リラックスして、呼吸法と姿勢に気をつければそれでいいんですよ、と言っていました。

呼吸法と姿勢にのみと言われても、それだけでも普通の人には大変なんですけどね…。

簡単にきれいになれる方法を聞いたのですが、方法が簡単でも、毎日続けるのが難しいという(方法も簡単かもわからないのですが…)ことです。

バランスの良い食事にも心がけるということで、でも先生は、それがストレスになっていないとのこと。

朝はこれを食べたので、昼はこれ、だから夜はこれを食べようと楽しんでやっていると言います。

ストレスになったらだめです、楽しめないならあまり考えすぎないほうが体にいいですよ、と言っていました。

自分に必要だと思い、楽しいならやる。無理強いされてるように感じるなら思い切ってやらない。

ストレスを感じながらやっても、効果が薄いし、逆効果になることもあるとのこと。

体と心が喜ぶことをやることが、大切だそうです。

先生は、体に良いことしかしていないでしょうから、普通の人がやりたいことだからと、せんべい食べながら、寝っ転がってテレビを見ても綺麗になれないですよね??と聞くと、やりたいことをやって、これではだめだ!!頑張ろう!!と思ったところで良い成果が上がりますから、まずはやってみてもいいですよ、とニッコリ笑って言ってくださいました。

本当かなあ…と思いつつも、まずは日常生活で呼吸法と姿勢に気をつけて、生活を変えることが、きれいになる近道と思いました。

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美ポーズ 番外編 2 古の美

2010.09.13

金城真次くんの古典女踊から9月12日(日)国立劇場おきなわにて「今帰仁落城」という新作組踊を鑑賞しました。この作品は、尚巴志が三山統一し琉球王国が成立する間際の、北山、今帰仁城を舞台に、様々な人間模様が交錯する作品です。

この中で、私が一番感動したことは、実はあまり舞台に関係ないのですが。

男性が演じる乙樽(うとぅだる)を始めとする神女(ノロ)役の美しい所作です。

特に、乙樽役の新垣悟さんの所作、表情は、会ったことはないけれどきっと古の琉球の高貴な生まれの女性はこんなそこはかとない美しさ、優しい中にも凛とした気品がただよっていたのだろうな、と思わせる、女性から見てはっとする美しさでした。

クバ御獄頂上から、今帰仁城を撮影現代女性にはない、神と人の世のはざまに生きるはかなくも、芯のある古の琉球女性の美を見た気がしました。

また、神女(ノロ)役の男性陣の、着物さばき、座る際のごく自然な手の動き、立ち上がる時のラインの美しさなど日常、自分がいかに緩慢な動きをしているのかと、恥ずかしくなるくらいの優雅な身のこなしでした。

今まで、組踊をこのように見た事はなかったのですが、舞台の内容はもとより、普段見ることのできない着物の美しさなど見どころの多い舞台でした。乙樽の五色の襟合わせ、裾の胴衣・下袴(どぅじん・かかん)などは、琉球王国時代の高貴な女性の衣裳の参考にもなりました。

写真は、一枚目は、私の大好きな舞踊家である金城真次くんの古典女踊から。

この後ろ姿に、見習いたくなる硬質な色香がある気がします。

二枚目は、今帰仁城そばの、クバ御獄頂上から、今帰仁城を撮影した写真。

新作組踊「今帰仁落城」は、この今帰仁城を舞台に展開していきます。

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