ウェディングに限らず、撮影をする際、顔も正面、体も正面を向くと、見られる面積がどうしても増えてしまうため、太目に映ってしまうのはよくあること。
一般の女性は、友達や彼氏と撮る日常的な写真以外は普通撮られる機会もないので、ウェディングの撮影で、自分がどうやって撮られているのか、撮られたらいいのかよく分からないというのが現状だと思います。
しかも、あまりにも…なポーズを要求されると、えっ…ってなると思います。
そこで、Love Baile「美ポーズ」では、かっこいいけど、自然に出来る、あまり恥ずかしくないポーズをお伝えしていきます。
1枚目の写真は、基本的にほとんど正面を向いています。でも、あまり太目に映らないのは、顔の角度と体の向きがひねられている、逆方向を向いているからです。
顔は少し左向き、体は少し右向きになることで、ねじれが生じ、それが細くて、すこしかっこいい空間を演出します!!
美ポーズ 4 顔の向き(下)につづく…
ウェディングからもっと美しくなるウェディングビューティー第3回目は、
「指使い/手の表情について」をお届けいたします。
無意識になりがちな指先、手元ですが、これが案外手元一つで印象が全く変わってきます。
沖縄には、琉球舞踊の古典踊りで「しゅんどう」という演目があります。
そこには、美女と、仮面をかぶった醜女(しこめ)が出てきて、醜女が美女に一緒に遊ぼうよとしきりに声をかけるのですが、美女は見向きもせず、ブスがうつると言わんばかりに、無視し続け、最後に醜女が、やっぱり顔がよくても心がだめなら、ダメよねという感じで踊りが終わるという御冠船時代という琉球王国時代から続く踊りがあります。
その中で、特徴的なのが、今回のテーマである「指/手の動き」。
美女の手はきれいに閉じられて、真っすぐ伸びているのに対して、醜女の手はじゃんけんのパーの形で少し力を抜いたような感じで、美女の手の指先に緊張感があるのに対して、醜女の指先には緊張感がまるでありません。
このように、美と醜を分けるのは緊張感なのです。
でも手元の緊張というのは、案外難しいもの。そこで、一番簡単にできるのは、上の写真のように、手元を重ねて、手は閉じること。そして、第1回目の腕の使い方のように、腕にも緊張感を持てば、様になっていきます。
何かを持つというのも、手元が美しく見え、自然な緊張感を持たせる方法の一つ。モデルたちは、手の自然な表情のために、指先でペンを持ちながら、ウォーキングの練習をしたりします。
また、手のひらではなく、隣の写真のように手の甲の部分を魅せるようにすると、洗練された雰囲気になります。
手の甲の部分は、腕と一直線になるため、境目がなく腕を長く魅せるという効果もあります。これは、レギンスよりも、トレンカのほうが足が長く見えるというのと同じ効果です。
また、ドレスの一部をつかむというのも、指をどのようにしていいのか分からない場合に効果的です。
指先に大事なことは、緊張感と自然な流れ。
やりやすい美ポーズとしては、両手をそろえること、何かを持つこと、スカートの一部に手を添える、があります。
どう見られているかということを常日頃から、意識しておくとそれが、小さくても確実に美しさにつながっていきます。
意識しているのと、無意識とでは、雲泥の差。意識して、気付けば良くなる以外の道はないのですから。
Love Baileは、女性がウェディングから美しくなる、ウェディングが出発点になるそういうプロデュースを目指しています。
次の回では、「顔の角度について」お伝えしますので、ぜひ次も読んでいただけたら嬉しいです!!!
今日は光と影について。
隣の写真は、光の写真。
普通ウェディングの写真で、顔に光があたる写真はなかなか撮らないもの。
でも、ウェディングだからこんな写真はだめとか、そんなことはないと思います。
次は、影について。
撮影したアーティスト写真も数多く手掛ける人気フォトグラファーのコウキさんは、こう言っています。
「ウェディングの撮影で花嫁の顔に影を入れるのははじめてだなあ」
光にしても、影にしても、ウェディングでは、花嫁の顔をきれいに、はっきりと写すことが定番なので、普通ほとんど使いませんし、よほどフォトグラファーとプロデュースする人にイメージが出来ていないと、お客様の要望に応える絵の構図が浮かんでこないと思います。
今までの常識、タブーを逆手に取ることで、Love Baileにしかできないウェディングをお届けします。
次の回では、ウェディングの際の「指使い」について、お伝えしたいと思うので、ぜひぜひ次の回も読んでくださいね!!