写真を撮られるとき、一番困ること。「笑ってください!!」「…笑うって…どうやって??」
笑顔って、無理強いされるとどうやっていたか分からなくなるもの。だから、無表情なモードっぽい表情のほうが案外、笑顔よりはやりやすいし、雰囲気も作りやすい。でも、ウェディングの写真では、笑顔ってやっぱり重要。無表情すぎると、なんだかね…。喧嘩しているみたいになるし。
そこで、カメラマンからのアドバイス。「鏡の前で、練習すること」一人で鏡に向かって笑うのって、なんだか変だし、ちょとやりたくないけれど、これが思った以上に実際カメラの前に立つと、自然に出てきてやるのと、やらないのとでは大違いだとか!!!「だまされたと思って、ぜひやってみてください」だって。
私も人に言われてはじめて意識したのですが、顔って案外左右対称ではない。私の場合は、少し右が下がっている。仲良しの舞踊の子は、舞台で表情を作るとき、右が動かしにくくて、左は自由に動くので、表情が不均等になってしまうので気をつけていると言っていました。自分の内側に目を向けてみると、知ってると思っていたけど知らないことがたくさんあることに気付きます。
もし、奥様が鏡の前で笑っていたら、旦那様はその努力を誉めてあげてくださいね。このときの、その一瞬の出来事も、残された写真の中に思い出として、色褪せることはありません。
笑顔って難しいけど、でもやっぱり一番美しいのは笑顔だから!!