2010年も気付けば、師走。そして、もう3週目に突入し、あと3週間弱で、2011年がやってきます。今日も特に昼間は暖かくて、半袖でも十分なくらい。これが12月とは思えないような暖かさ。その分、冬らしくあっという間に沈んでいく太陽がなんだか切なくなります。明日は天気は傾くようですが、相変わらず暖かい様子。
子供のころは、冬ってとてつもなく寒くて、日向を歩いていても、太陽の暖かさを感じることができなくて、冬って寒いなあと思ったものですが、最近は、冬でも太陽の日差しは結構自己主張が激しいような。でもそのおかげで、冬に困らせられていた肩こりから解消されました。
また、子供のころは日が落ちるのがなんだかとてつもなく寂しくて、泣きたくなるようなセンチメンタルで、メランコリックな。早くお家に帰らなくては、という焦りがありましたが、運転をするようになって、車で移動するようになると、車の中も第2にお家ような気分になって、子供のころのような、締め付けられる想いはなくなりました。
大人になって出来ることが少しだけ増えるごとに、心は大きく乱されることなく平穏になっていくのか。はたまた、大人になると心の機微が鈍くなって、昔のような激しい感情に駆られることがなくなるのか…。年の瀬のあわただしさも、前に比べると、人が年中あわただしいので、年の瀬だからあわただしいのか、いつもあわただしいのか分からないような…。そんなことを、渋滞している車の中でぼんやりと考えていました。