沖縄本島最北端の御獄(うたき)で、航海の安全を祈る女神官「ましらて」の鎮座する御獄と言われています。
岩肌の山道を往復一時間以上かけての、険しさの中、隣の写真は、その頂上からの圧倒的な景色。
東に国頭の連山、西に東シナ海の大海原、南の崖下には宜名真海岸、そして北には辺戸岬と与論島を一望することができます。空気の本当に澄んだところで、空気を食べているような、とても神聖な空間でした。
拝所も全部で6か所あり、そのすべてに手を合わせ、ここは、人間の場所ではなく、神の空間。神の領域。ということを感じさせるものがありました。
まさに神が鎮座するにふさわしい、現代においても太古の神秘が色濃く残るそういう空気を持ったところでした。
この安須森御獄は、天帝の名をうけたアマミキヨが、天から土石草木をもらって島を作った一番最初の場所と言われています。
Love Baileのロケフォト写真をとても気に入って、私もこういう場所でこんな風に撮りたい、と奥様。旦那様が、「良いと思うよ。撮る前にお参りに行かないとね。」
旦那様は、勘が鋭い、沖縄では「サーダカー」と言われ、生まれが高いと表現される、一種の霊感の強い人のようです。
このお二人は、沖縄出身の方で、こういう感覚が普通に通じるのが沖縄の面白いところかもしれません。
沖縄の拝所は、ほとんどの場合、外観で驚きを与えるようなことはありません。しかし、一歩足を踏み入れると、空気が澄んでいるように感じたり、何かを受け取る人もいます。
それは、ある意味で、ただの観光ではなく、感性を研ぎ澄ます想像力を養う気づきの旅なのかもしれません。
そういう目には見えない世界を漠然と無意識に受け入れる沖縄の空気感が、観光客にとっての癒しになっているのかもしれませんね。
沖縄で何か気付けるウェディングを挙げたいお客様。お問い合わせお待ちしております。
上の写真は、首里のムーチー伝説で知られる内金城御獄(うちかなぐすくうたき)。
下の写真は、ロケーションフォトより。
ブライダルフェア情報
日時 7月13日(火)~8月15日(日)
場所 沖縄市ロージャース内フラッグシップオキナワ
時間 10:00~20:00(会期中休みなし)
入場無料。お気軽にお越しください。
御獄について、沖縄の人は「御獄に行ってあたった」と言うことがあります。
高熱が出てしまったり、体調不良になったり、エネルギーの強いところですし、聖域ですので、敬意を払ってその場所に行く必要があります。
そこで、御獄での心構えを。
これは、友達のおうちに行くときも一緒ですよね。
最低限のルールを守って、ぜひ、御獄で神聖な空気に触れてみてください。
私は、御獄の澄んだ透明感が大好きです。
ブライダルフェア情報
日時 7月13日(火)~8月15日(日)
場所 沖縄市ロージャース内フラッグシップオキナワ
時間 10:00~20:00(会期中休みなし)
入場無料。お気軽にお越しください