沖縄 結婚式 ウェディングLove Baileブログ

出雲には、縁結びの神様が多いようです。2日目の最初に訪れたのは「八重垣神社」！

「八雲立つ　出雲八重垣妻籠に　八重垣つくる　その八重垣を」（やぐもたつ　いずもやえがきつまごみに　やえがきつくる　そのやえがきを）という古事記の和歌が大好きで、私が大学時代に最初に覚えたものです。今になっても忘れない、好きな言葉です。雲がもくもくと八重に立ち上っている。その雲のように私の愛する妻を守る垣根を何重にも建てよう。私達の愛する新居とするのだ！といった意味で、この八重垣神社は、古代結婚の聖地と言われています。神社の裏には、鏡占い（水面に神社秘伝の願い事の紙に願い事を記し、その紙を浮かべ、その沈む速さが早ければ、早くご縁が来る、沈む場所が近ければ近場で、遠ければ遠方の人と結ばれる）という池があります。

その八重垣神社のあとに訪れたのが、下の写真の神魂（かもす）神社。写真にうつっている本堂は、国宝に指定されています。国宝があるとは思えないほどの静けさ。通常出雲観光は、出雲大社には行っても、こちらの神魂神社には行かないことが多いようです。本堂の造りは出雲大社と同じです。でも出雲大社にはこの本堂の四方に囲いがされていて、このように間近で見ることが出来ません。もし出雲に行く機会があったら、こちらの神魂神社もぜひ立ち寄っていただきたい☆そんな神社です。

出雲大社は現在、本堂の高さが24メートルあります。これが、古代出雲ではなんと4倍の96メートルあったと言われています。下の写真で見ると、階段を長く長くして、上の上に本堂が、本当に天にそびえるという形で存在していたようです。そのイメージは、出雲大社に行って見るよりも、ここ神魂神社で見る方がより想像しやすいです！

静かで、ゆったりとした雰囲気、でもどこかぴんと張られた糸のような緊張感が漂うまさに聖地といった場所でした。観光地化されていない現代では貴重なところ。古代の空気を存分に浴びて、このあと鬼の舌震（島根有数の渓谷）へ向かいました！

初日はお天気が雨だった伯耆の国。2日目はどうかな～～。朝～昼にかけてはそこそこお天気が持ちそうということで、出雲観光へ☆大山（だいせん）という山の中腹のホテルに泊まっていたのですが、そこから街中に下りる途中で、幸運にも雲海に遭遇。この日の鳥取～島根は、濃霧注意報が出ていたので、高い山から見ると下の町奥の海が雲の中にすっぽり覆われていました。

今回の旅行のもう一つの目的である兵庫県の竹田城では、今の時期は雲海は見えないということなので（冬から春先にかけて見える現象だそうです）、ここでその雰囲気だけでも味わえたのは、本当に感動でした。今回の旅は霧と雨がとっても仲良くくっついていたのですが（笑）、こんな風に嬉しい自然からのサプライズをいただきました！！

ウェディングプロデュースを生業にしている私がどうしても行きたかった場所！それが古代結婚式の発祥の地である出雲です。２歳の娘も一緒の子連れ旅☆この度は神戸にお住まいで２０年来いつもお世話になりっぱなしのステキなご夫婦の全面協力で（ありがとうございます☆感謝の気持ちでいっぱいです！！）山陰地方を巡る言ってみれば巡礼の旅に行ってきました。

鳥取県の米子空港を降り立つとそこは、雨（涙）。沖縄から来た身にはしみる寒さでした。この日は、車を走らせること２０分～３０分で着く、お隣島根県の美保神社へ。ここは、出雲大社と深いつながりがあるところなようで、出雲大社詣りだけでは片詣りといわれ、こちら美保神社と両方詣ることが流行った時代があったと言います。

雨の中、小さな漁村の中にひっそりとたたずむ美保神社は、神聖で古代の面影を残すとても素晴らしい場所でした。参道を歩いているとどこからか聞こえる神楽の音。私達が参ったちょうど同じ時間に、神楽も見ることが出来、この荘厳で威厳ある場の空気がさらに引き締まるようなそんな場に立ち会うことが出来ました。

ここ美保神社のご祭神は、三穂津姫命（みほつひめのみこと）で、「五穀豊穣、夫婦和合、安産、子孫繁栄」などの守護神ということで、まさにラブバイレのお客様のためのよう！！これまでのお客様、そしてこれからのお客様の幸せをたくさんお祈りしてきました！

娘も、寒いながらも大人しく良い子に頑張りました。