11月も半ば、秋はウェディングにお呼ばれすることや、これからだと忘年会やクリスマスパーティーなど、おめかしする機会が多くなります。そんなとき、いつもの普段着のような立ち振る舞いではなく、どこか洗練された動きができるようになりたい。でも美しい動きって案外難しいもの。そんなとき、意識する点を何点か知っておくと少しやりやすいかも。
ということで、今日は久しぶりの美ポーズ、テーマは「立ち振る舞い」についてです。
これまで美ポーズでは、フォトウェディングで写真に撮られることを前提としたお話をしてきました。が、今日は、パーティーなどで動いているのを見られるというのを前提とします。
立ち振る舞いで、一番大事なのは「姿勢」です。背筋を伸ばし、腹筋に力を入れて、肩甲骨を広げる。あとはお尻に力を入れて、ヒップの位置を上げ、体に緊張感を持たせること。身体をゆるませると、全体的に身体が落ちてしまいますので、出来るだけ上に引き上げるようにすると綺麗です。
次に、ヒールでの立ち方、歩き方。ヒールを普段あまりはかない人や、靴が大きかったりであっていないヒールをはいている人は、ヒールを履いた時にひざが曲がりがちになります。ひざをのばす!!というのを心がけるだけでもきれいに見えます。
ドレスを着るとき!!ひざ丈の場合と、ロングドレスの場合では動き方も異なるもの。ひざ丈の場合は足が見えますので、ヒップに力を入れて、足に力を入れて、足ができるだけ細く見えるように、これは気持ちの中でやっていても結構効果的なので。やっているときれいに見えます。ロングドレスの場合は一番大変なのは、裾を踏んでしまうということ。特に階段などの場合は大変です。その時は少しだけ裾を持ち上げて、それもガバッと足があらわになるようにではなく、出来るだけパンプスがほんのちょっと見えるくらいの低いぎりぎりの位置で持ちあげて、歩くと優雅に見えます。ドレスのたけに合わせて、パンプスのヒールの高さを考えるのも美しく見えるコツの一つ。そのためには、全身鏡で靴まではいた全身をチェックするのが一番です。
個人個人、人の身体にはくせがあります。すべてが対称だと問題ないのですが、右が左より下がっていたり、手足の長さも実は微妙に違ったりしています。これは普段の生活で自分で見つけるのは結構難しいもの。誰かに言われて気付くことがほとんどです。もし、幸運にもそういうことを言って下さる方にお会いできたら、ィラッとせずに、逆にどんな感じか詳しく聞いてみるといいと思います。そして、それを全身鏡の前で確認して、左右が対称になるように調整する。とても難しいことですが、やらないと直らないので、気付いた時からはじめるのが良いと思います。
キレイの道は、長く果てしない。といつも思います。