広いウェディングの会場をお花だけで、イメージ通りに仕上げるには、結構な予算が必要…。でも、イメージは変えたくない…。というお客様のこだわりを形にしたのが、上の写真。フラワーを活ける花器は、1900年代のアンティークの器を使用。また、周りにはキャンドルを配置することで、会場の雰囲気にもマッチした、クラシカルなテイストを予算内でコーディネイトすることが出来ました。
真っ赤なリンゴのキャンドルと、アンティークならではの赤色の絶妙な配色が、童話の世界のような、可愛い中にもスパイスのきいた印象となりました。また、生花のみならず、アンティークと合うドライフラワーを紫陽花で配置したことで、さらにカッコよさがプラスされました。
こちらは、アンティーク調のアイアンの鳥かごと、白色のスクエアの鳥かごを配置することで、上の写真とはまたイメージの違う、でも全体の統一感は損なわないという、ある種の世界観を生み出しました。
アイアンの鳥かごや、アンティークの器などは、すべてラブバイレの持ちモノ。キャンドルや、小物で会場を彩る。そのイメージをつくっていくことが実際は楽しい作業☆
気に入った方や、気になる方はぜひ一度ご連絡ください☆
現在、男性用の琉装「黒チョウ・ハチマチ」を作成中のラブバイレ。
黒チョウは、伝統にのっとり中に着る衣装が透けないように制作。中に着る着物は、それ自体で着ても映えるよう、琉装専属のコーディネーターとともに色味や生地を吟味。
ハチマチは、組踊道具・衣裳製作修理技術保存会により作成。
最初のお客様は、来る3月に琉装・ドレスにてフォトウェディングを行う京都在住のお客様。昨日は、実際に衣装を着ていただき、本人に合わせて微調整を行いました!!
一つひとつ完成度の高い、こだわりぬいた世界観を2012年も追究して、お客さまとともに進んでいけたらと思います。
来週の土曜日にあたる、1月14日(土) 18時30分~、国立劇場おきなわ大劇場にて、組踊「孝行の巻」が上演されます。出演は、沖縄伝統組踊「子の会」。玉城朝薫五番のうちの一つの作品で、大蛇がでてきたり、舞台装置が派手な演目でもあります。
その「孝行の巻」の舞台となった池が今も残っており、そこに行ってきました。
この場所は、嘉手納町と沖縄市の境、字屋良平山原の山中にあり、「ムルチ伝説」の残る地です。
ムルチ伝説では、義本王(ぎほんおう)の時代に北谷間切(ちゃたんまぎり)屋良村の茂呂奇(ムルチ)という古い沼に大蛇が棲んでいて暴風を巻き起こしたり、住民に禍を及ぼしたりしていたといいます。そこで、付近の住民は幼い子供を生け贄として捧げ、禍を鎮めていました。
ある年、非常に親孝行の娘が生け贄に選ばれ、娘は悩みましたが近隣の村々の住民を救うため年老いた母を遺し、生け贄となる決意をしました。すると、生け贄の儀式の最中に天神様が現れ、その大蛇を退治してくれました。
その話を聞いた義本王は、大変喜び、その娘を王子の妃として迎え入れ、年老いた母とともに幸せに暮らしました。
この伝説をもとにつくられた組踊が今回上演される、「孝行の巻」です。見てみたいな!!と思った方は、
新垣:090-8665-0458 か、ラブバイレまでお問い合わせください。
また、この場所に行ってみたいなと思った方は
この看板を探してください!!この看板の後ろに池に降りる階段があります。思ったよりも広いと感じました。ただ、すごく気の強いところなのか、とてもひんやりした、不思議な空間でした。