小柄な人、大柄な人、手足の長い人、太い人、ふくよかな人、がっちりタイプの人…。人はみんな違っていて、そしてみんな自分の体に何かしらの悩みを持っているもの。背が高くて、みんなには羨ましがられるけれど本人はもっと小柄で可愛らしい女の子らしくなりたいと思っている人もいるし、胸が大きいのがコンプレックスと思う人もいれば、もっと胸が大きかったらと思う人もいます。
コンプレックスは、悪いことと思われがちですが、全く悪いことではなくて逆に自分を美しく見せるポイントとして考えればいいと思います。
例えば、足が太くて短いと思っていれば、ヒールでごまかすこともできます。そしてミニスカートは絶対にはかず、足は隠す。でもその分上半身を鍛えて、上半身で魅せるなど。上半身も太いよ…という場合には、その中でも手がきれいとか爪がきれいという場合には、その部分は絶対に手を抜かない。そうすることで、印象に残る部分を作りつつ、自分が楽しんで磨けるパーツを増やしていく、という方法もあります。
コンプレックスの奥にある、その中でも自分で少しはいいなとか、ここを頑張るのはコンプレックスを頑張るよりは成果が出る気がするというパーツに目を向けて頑張る。コンプレックスが全くない人は、逆に何も頑張らなくてもそこそこきれいなので、年をとってしまったときに頑張り方を知らなくて持久力がない…というデメリットもあります。太りやすいからこそ、食生活に気をつけ、運動を人よりも少し気にかけることで、10年後の自分がすごくいい感じになると思えば、コンプレックスも考え方によってはきれいになる重要な要素になると思います。
「いやだ、いやだ」と思わずに、自分の肉体的特徴も、性格もすべて受け入れて、楽しく毎日が過ごせたら、それが一番の幸せのような気がします。