映画館って、一度行くと何度が続けて行ってしまうものですが、最近「アンストッパブル」を見てきました。この映画、あまり内容もよく分からずに見たのですが、列車の暴走というアクションの中にも、きちんと現実的な部分が入っていて、納得できるというか、面白い映画でした。特に、デンゼル・ワシントンの地に足のついた演技は見ていて、現実的でした。内容は、人の慣れからくるささいな不注意がたくさんの人を巻き込む大惨事に発展するという鉄道事故の実話をベースに、不注意を起こすのも人間なら、それを決してあきらめずに救おうと奮闘するのも、ヒーローではなく普通の人間であるというのが、違和感無くて見ていて勇気をもらいました。
最近の映画って、ヒーローものや3D、CGなどで自分とはかけ離れたものだと最初から切り離してみるのが多かったのですが、(アバターなんてその最たるもの・・・)この映画は、出来るだけ実写にこだわったという、CGに頼らない映画作りがさらに自分にもありえることだよなと、空気を感じました。内容は、スピーディーで飽きがこないし、誰でも楽しめる映画だと思います。骨太な鉄道マンが主人公なので、男性は特に見ていて面白いかも。
東京などで地下鉄や電車に乗るときも、この電車が安全なのは当たり前だと思っているけど、一歩間違ったら何が起こるか分からない世界に生きてるんだよな~と、少し怖くなりました。パンフを取るのを忘れて、画想をアップ出来ず、仕方がないので、最近撮った夜の首里城を全然関係ないのに載せています。冬夜の首里城って、どこか幻想的で、何か違うものが住んでいそうな感じがします。寒いけど、きれいです。