沖縄ウェディング プロデュース 「Love Baile(ラブバイレ)」

妊婦だからこそ楽しめるおしゃれ~フラットシューズで魅せる~

2012.07.07

バレエのこのスタイルこそ究極の妊婦スタイル…??

今までは常に15センチのウェッジソールでかさ上げして魅せてきた私のおしゃれ。縦長に見せることの大事さを誰よりも何よりも分かっているからこそ、妊娠してその効用にすがれなくなった時は、目の前が真っ暗に…とまではいかなくても、あら困ったと思ったのは事実。

自分自身の身長だけで美しく魅せるにはどうしたらいいか。それが、フラットシューズで魅せるということ。

フラットシューズの醍醐味を一番実感できたのが、フルレングスのロングドレスとの好相性。今まではどんな時でもいついかなる時でも、ヒールを手放さなかったので、私の身長で地面すれすれのロングワンピースは、ヒールを履くとなんか違う…なんか…ダサい…となってしまい、結局箪笥の奥底へ。

それが、大活躍の妊婦おしゃれ。フルレングスのワンピースに、フラットシューズ、そして少しずつ丸みを帯びていく身体。これは、妊婦の究極の美しさではないかと思うほど楽しい。

体のラインを余り出さないゆったりとしたひざ下のワンピースとフラットシューズとの相性も抜群。これはもちろん、ヒールとの相性もかなり良いのだけれど、フラットシューズだと優しいというか柔らかい感じになります。女性にしか出せない柔らかみって、案外ハイヒールで出すのは難しいということに気付いた妊婦ファッション。ヒールで縦長に魅せるのは、強さやカッコよさ、ハンサムな美しさにつながるので、妊婦特有のコロンとまぁるい感じは、フラットシューズならではの美しさ。これは、可愛いというのとはどうも違う感じがします。

私にとって、妊婦は美しいという言葉の方が、可愛いよりしっくりきます。命を生み育てる責任を宿すからでしょうか。

今までと同じ環境であれば決して挑戦しなかったジャンル。それがノーヒールのフラットシューズ。新しい未知の領域に足を踏み入れるということは、必然的に新しい世界の中で新たな発見をするということ。

「たかが靴一つに」と思うかもしれない。でも、その靴一つに、面白さを感じるか、ヒールが履けなくなったストレスを永遠と思い続けて妊娠ライフを送るかでは天と地ほどの差が出てきます。

「たかが靴一つ、されど靴一つ」。フラットシューズを上手に魅せるということは、私にとって妊娠を肯定的に、新しい世界への信頼を感じる大きなきっかけとなりました。

それは、別に靴でなくても良いし、妊娠というきっかけでなくてもいいと思います。

人生の中では、どうしても環境が変化するそういうタイミングが存在します。その時に、それを前向きに上手く取り入れることが出来るか、変わりたくない、こんなのおかしい、と拒絶しながら変化を受け取るか、与えられるきっかけをどうやって自分の中で消化して昇華していくか…。

靴から随分壮大な話になってしまいましたが、一つ小さくても自信につながるということ。ヒールじゃなくても十分おしゃれは楽しめる、新しいおしゃれの視野が広がって嬉しい。その瞬間に、ストレスフリーな、どの瞬間も楽しめる自分を発見。そして、そういう穏やかさは、妊婦にこそ必要な精神状態。

赤ちゃんにとって、お母さんの心の動きはとっても重要。そして、赤ちゃんにとっても良いこと(ヒールを履かずにオシャレを楽しむ方法を見つけ出すこと)で、ストレスフリーになれるなら、こんな幸せはないのかもしれない。

フラットシューズの足元を見ながら、日々思います。(フラットシューズからはみ出た足の甲のお肉におびえつつも…)

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妊婦だからこそ楽しめるオシャレ ~フラットシューズを選ぶ~

2012.07.04

バレエシューズもかわいくてオシャレ☆

妊娠前、靴好きの私が履いていたシューズのヒールの高さは、15センチ前後。低いものでも10センチ越えは当たり前。私にとっては、8~9センチは低いヒール。

だからと言って、一緒に歩く彼のの身長が高いわけではありません。私と1~2センチしか変わらない彼の身長なので、いつも私がにょきっと大きい感じ。ただ、私の体形が下半身デブで、上半身が細いので、がっちり体型の彼と並んでヒールを履いても、そこまで大女に見えなかった(見えていたかもしれないが…)という感じ。

その私が、妊娠して真っ先に考えたのが、「何を履こう…」ということ。

いくら妊娠初期は、お腹もまだ出ていないし、妊婦か分からないとは言っても、不安定な時期に何かあったら困るので、履物はやっぱりぺったんこなフラットシューズに変えたい。でも、買ったことがないので、自分の足に何が合うのかいまいちよく分からない。

何よりもう10何年も、ヒールを履くように足が形成されてしまっているので、ローヒールを履くと靴ずれが…。高いヒールより楽そうにみえますが、慣れるまでは結構違うところが痛くなるというのも新発見。そして、妊娠中を通してフラットシューズを履き続けて、実感したことは、ヒールよりもフラットシューズの方が、足全体にかかる負荷が平等なので、かかとの角質が固くなるという悲しい現実。でもこれ、妊娠で体重が増えて、それが足裏への負荷になっているんじゃないかという、旦那さまの厳しく冷静な意見に、「靴のせいだと思っていたかった…」と思ったのも正直なところ。

そんなこんなで、その後の生活は、大好きなヒールには目もくれず(だって買っても履けるのは何年も後だもの…)、ひたすらフラットシューズを追い求める日々。

最初は、とにかく低いヒールの靴を探さなければということと、冬だったこともあって、タイツに合わせられる靴を探していたのですが、そういう1足が見つかって後に軌道修正したことは、ずばり数は必要ないから、良い靴を買おうということ。

もともと必要に迫られてのフラットシューズということもあるけれど、これから子どもが生まれ、おそらく幼稚園に入るまでは、基本履き続けるシューズとなります。それなら、履いていてテンションの上がる靴、流行に左右されないカッコよさとおしゃれ感を出せる靴を買おう。

そう思うと、一つひとつはもちろん値が張りますが、どうでもいい靴をたくさん持っているより、場所もとらないし、長く履ける分長い目で見ると経済的だと思います。

あと気をつけたのが、フラットシューズで最近多い、トリ―バーチに代表されるような、くるんと丸まった、かかとが強いゴムで出来ているシューズは買わないということ。なぜなら、手を使わないと履けないから。

妊娠も後期になると、お腹が出っ張って、さっと履いて可愛く、さっと脱げて可愛いものじゃないと履きたくなくなってしまいます。よって履かなくなる…。赤ちゃんが生まれたら尚更両手は塞がっているから、靴を履くために手も使うシューズは非効率的。

という理由から、試着の際も、足だけで履けるかというのは最大のポイントとなりました。特に、サンダルなどで多いベルトを外して、また止めて、というようなひと手間もふた手間もかかってしまう靴は即却下。足がするんと入る靴を探し求める日々。

妊婦はどうしても太る。当たり前のこと。

そうすると、なぜか足と手の指が太くなる。妊娠後期には結婚指輪も入らず日々お留守番。眠っているときに足がつったり、こむら返りが起こったりということがない私でも、臨月にはかなり足がむくんでいます。このむくみをとるのに、ストレッチやらマッサージやらで1時間以上かかります。なのに、翌朝にはまたむくんでいるから悲しくなってしまう…。

だから、妊娠中のフラットシューズはサイズを選ぶのがかなり難しいです。

出産後も履くことをもちろん想定しているので、いつのタイミングで足にフィットしているものを買えばいいのか結構悩みの種。臨月の今では、妊娠初期~中期に買ったフェラガモのラバーシューズは日によって入らないこともあります。

そして、フラットシューズとヒールのウェッジソール(私はピンヒールを履かず、常に15センチ前後のウェッジソールを履いていた)では、足への負担のかかり方が全然違います。ハイヒールでは、やはり前に重心が来るのでサイズはピッタリの方が後々楽になるけれど、フラットシューズではべったりと地面に足がついているので、足がむくむと全体的に膨張するような感じになって、案外サイズは少し大きい方が楽だったりもします。もちろん脱げない程度にではありますが。

このように、妊婦になると選ぶおしゃれの方向が変わってきます、しかも劇的に。

そして、自分のおかれたタイミングに合わせたオシャレで楽しむ心を持てることが、大人の女性のオシャレの道につながっているように思います。

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妊婦のおしゃれ道 プロローグ

2012.07.01

子宝に恵まれるともいわれるパワースポットでの撮影の一年後に…まさか…

プロローグ

ラブバイレを立ち上げてちょうど2年が過ぎた現在。私は、臨月を迎えています。

直接のお客様には今までお伝えしていましたが、ブログなどでは一切触れてこなかった自身の妊婦生活。でも、結婚の延長線上に切り離せない形である、妊娠、出産という新しいジャンル。ラブバイレだからこその、切り口で妊婦生活をご報告できれば、そういう気持ちで書き始めました。

妊娠が分かったときの私自身の率直な感想…。もうおしゃれは出来ないのかも…。

女性は、例えば学生から社会人になるとき、結婚する時など、人生の節目において着るものを変えざるを得ない時があります。社会人ってどんな服装ならOKで、どこまでやったらNGになるの…とか、結婚したんだもの、相手に合わせなきゃ…とか、この私でさえそう思うのだから、おそらくほとんどの女性が経験しているおしゃれ道の通過地点だと思います。

でも、そんな中、今思えば一番おしゃれが変わらなかったのが、「妊娠」による変化のような気がします。私自身が自営業であり、自由業であるため、妊婦姿で出勤、ということがなかったせい?

でも、妊娠初期、「これからどうなっていくんだろう」「仕事もあるし、嬉しいけど大丈夫かなあ」と、少しナーバスになっていく心を受け止め、そして最高に前向きにしてくれたのは、人気スタイリスト大草直子の「マタニティーのためのオシャレ」という本。妊娠が分かって1カ月強。妊娠3カ月か4ヶ月かという時期でした。

それがどんなことでも、これから大きな変化が待ち受けているとき、どこかナーバスになってしまうことってきっとあると思います。そして、それがどんな理由でも、前向きに受け止めるきっかけを作ってくれる瞬間ってとっても大事。

オシャレが大好きな私にとって、妊婦がおしゃれをしてもいいんだ!!と思わせてくれた本。その理由が決して、オシャレでなくったって、自分の変化を肯定的に、信頼して受け止めることが出来るきっかけを早い段階にもらえたことはその後の長い妊婦生活において楽しみ方が増えました。(長いと思っていたのに、あっという間に臨月になり、大きなお腹に自分以外の愛おしい生命が宿るこの究極の体験にお別れしなくちゃいけないことに寂しさを覚えている今日この頃。)

徐々に体型が変わっていく中で、妊婦だからこそ出来るオシャレというカテゴリーに気づけたこと。妊婦は窮屈なんかじゃない。妊婦こそ何より自由だ!!そんな風に思います。

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