今回はじめてだったのが、かつら!!日本髪の美しさはやっぱり格別です。近年では、白無垢や色打掛でも、洋髪にする方も増えておりますが、やっぱりトラディッショナルな日本的美しさは、「かつら」&「かんざし」です!!
色白で優しい美しさの奥様によく似合っておりました。また、スペイン人の旦那さまは、「さむらい袴!!」を着ることが結婚式の一番の楽しみだったということで、着付けの時から興味津津!!
お二人の仲睦まじい雰囲気は、撮影中、笑顔が絶えず、全てが楽しそうなお二人にスタッフも心が和みました☆
2011年最後の仕事が無事に大成功し、2012年これから出会う未来のお客様のお手伝いが出来ることを楽しみにしています!!
青い空、緑一面の芝生、歴史を情感豊かに感じさせる城壁での撮影。
写真1枚1枚に、ストーリーが感じられること。お客様一人ひとりが、撮影中の風の動いた瞬間、耳元をかすかによぎる虫の羽の音色、雲の隙間から強烈に差し込む日の光に思わず目を細めた感覚を、写真とともに思い出すということ。
フォトウェディングとは、記憶の断片を、プロにしか切り取ることのできない形で遺すということだとラブバイレは考える。
ウェディングの写真は、多くの場合、常識的にいって、お二人をメインで写します。お二人は写真の真ん中にいて、もしくはお二人の顔のアップであったり、画面いっぱいにお二人の全身が写っていたり。もちろん、お二人の記念に残すのですから、そういう写真も悪くはないのですが…。
ラブバイレでは、フォトウェディングはアートだと定義しています。一日一日、同じ場所であっても、同じ構図であっても、同じ写真には絶対になりません。なぜなら、その日の空の色、雲の動き、風の強さ、海の色、海が凪なのか、時化なのか…そういうその日のシチュエーションは、毎回違います。違うからこそ、お二人に合わせて、もちろん何カ月もかけてコーディネイトしますが、その場でも瞬時にイメージを作り込み、この出会えた瞬間の最高傑作を、デザインしていきます。そして、実際に想像以上に毎回、最高の写真を残してくれるのは、フォトグラファーのコウキさん☆
この写真は、まさしくそんな一枚。ドレスの薄手のチュールだけが計算されたように、動きを生み出し、刷毛で描いたような雲の動きと、太陽の光、そして、お二人の光を見つめる、穏やかで優しく美しい表情と、顔にかかる影が、海の青と空の青とに惹きたてられて。
ウェディングは芸術だと感じる瞬間です。