昨日は、ずっと見たかったドキュメンタリー映画、マリインスキーバレエの現役プリンシパルダンサーであるウリアーナ・ロパートキナをおった映画を見てきました。
彼女がおごり高ぶらず、ダンスに芸術に真摯に誠実に向き合う姿、そして努力を怠らない。でも、私が感じたのはどれだけ苦しい努力をしてもそれが実らなければはたして同じ努力が出来るだろうか、ということ。努力して、努力して、成果が出るからこそ頑張れるのではないか。そして才能があり、その道に向いているからこそ、努力できるのではないかということ。
私達は天才でも世界的に名を残すような人でもないけれど、でもこれだったら努力したくなる、そして努力の何分の一かでも結果を残せる、というそういう何かを見つけるように生きていきたい、そんなことを思う映画でした。私にとってそれは、ラブバイレであると映画の中のロパートキナの足元にも及びませんが、ロパートキナがバレエと真摯に向き合うように、私はお客様とこの仕事と真摯に向き合おう、そう感じさせてくれる素晴らしい映画でした。2時間弱、現実から離れて、バレエの世界にどっぷりつかれたのも、娘が幼稚園に行っていたから(笑)娘はそのころ幼稚園でバルーンを使った遊びで大満喫だったようです。